自動列車選別装置を試してみた

 Minecraftにおける列車選別回路は、日夜研究が進められてきました。RealTrainModのみならずトロッコの分野でも「種別ごとに停車駅を変える」「事前に選択した方向へ分岐を切り替える」など、各事業者が知恵を振り絞り挑んできた課題です。

そこに革命が起こりました!

 なんとRealTrainModの方向幕で列車を選別するスクリプトが完成したとのこと!

どんな仕組みか

 つまり、指令室制御、運転士のボタン操作……といった面倒な回路や動作が不要になったというわけです。これは試してみるしかない! ということでhi03さんのスクリプトを早速倉急線に導入してみました。
その様子がこちら↓

 なかなかすごい技術ということをお伝え出来なくて悔しい……!
 なにが凄いって、先述のようにコマンドブロックの設置だけで、あとは運転を楽しむだけなんですこれ。
 方向幕をセットすれば勝手にポイントが変わってくれる――。にわか作りの回路屋としてこれほどの悦びはありません。
 とりあえず思いつく限りの利点を上げておきましょう。

  1. 施工が楽
     従来の列車選別装置は、指令室から集中制御するか、あるいは分岐手前の停車駅で運転士がボタンを操作する、という方法が一般的でした。
     いずれにしても回路が膨大ですし、データを送受信するためのMOD(Wireless Redstoneなど)が必要でした。
     しかし、この装置は分岐手前に検知器とコマンドブロックを置くだけです。そのため施工は分岐部周辺だけですし、別のMODも要りません。
  2. 動作が軽い
     1で述べたように、従来の列車選別装置は回路が膨大です。そのためワールドやサーバーにかかる負荷は大きく、動作が重くなってしまっていました。
     しかしこの装置は指定の場所に/setblockの機能を行うだけですから、かなり負荷を軽減できます。
  3. 分岐部の信頼性が高い
     この装置では、検知器上を列車が通過した際に車種と方向幕を判定し、ブロックを設置します。パルス信号ではありませんから、次の列車が通過するまで分岐方向が保持されます。
     泣き別れ事故に泣き寝入りすることももうありません。
  4. 運転士が分岐に干渉できる
     方向幕を変えれば簡単に分岐方向を変えられるわけですから、運転士は列車から降りることなく好きな方向に進めます。
     運転会等で乱用されると「交渉人 真下正義」のようなパニックが起きかねませんが、普段楽しく野良運転会をするには便利な機能と言えます。

 たぶんまだまだあります。

結局何ができるの?

 一言で言えば、「回路に時間をかけなくても、簡単に待避や支線運用ができるようになったよ!」という感じでしょうか。
 折り返し駅で種別ごとに入線番線を変えれば、労せず多くの列車を捌けるようになるでしょう。
 回送幕の列車を車庫に誘導すれば、これだけで一日のダイヤが組めてしまうでしょう。
 このようにそのまま分岐に使用するだけでも、かなり使いどころがありそうです。

それだけじゃない使い方

 これは主に回路屋にとって関心事ですが、応用の方法もかなりありそうです。
 先述の通り、この装置は分岐を直接変えるのではなく、RSブロックを指定の場所に置くことで分岐を変えています。
 つまり、この信号の使い道はなにも分岐だけではないということです。

 同じ個所に複数の検知器を置くとしましょう。そう……例えば種別ごとに検知するようにして。
 そうすれば種別ごとの接近放送を鳴らせるかもしれません。行先ごとにも簡単に変えられるでしょう。

 種別・行先情報を得られるわけで、 従来の指令室制御でも制御盤にそれらの情報を表示できるかもしれません。


 そう、この装置には無限大の可能性があるのです。皆さんもぜひお試しください。

(執筆:たこたこ焼き)

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